そんな中、介護業界では、定年後のシニア層や外国人留学生にまで、求人採用の窓口を拡げつつあります。
さらに、介護福祉系の学生や外国人留学生に対しては、学費を奨学金として給付し、学生の頃から採用の囲い込みを行なうところも増えています。
当協会は、そうした介護業界の深刻な人手不足を解消すべく、機能訓練指導員の資格にも加えられた鍼灸師を介護の担い手として育成するために設立されました。
「介護支援鍼灸師」という新しい鍼灸の専門分野を創造することで、今まで接点がなかった鍼灸業界と介護業界との間に道を拓き、介護の業界を志す若い鍼灸師を世に送り出すことを目指しています。
鍼灸師を雇用することにより、単なる介護現場のマンパワーとして活用するだけでなく、訪問鍼灸などの新たな事業にも進出し、医療保険による収益を上げることも可能になります。